転職を考えている歯科医師へ向けて、どんな転職先・就職先があるかを紹介しています。歯科医師の資格を活かせる職場にはどういったところがあるのかをまとめましたので、山口県で就職先・転職先を探している人は、ぜひチェックしてみてください。
歯科医師の就職先・転職先として最も多いのは、何といっても歯科クリニックでしょう。実際に、厚生労働省が2020年に発表した調査によると、歯科医師の85.4%が歯科クリニックで就労しています。なお、歯科クリニックで働く歯科医の内訳としては、54.8%が開業医、残りの30.6%が勤務医という割合です。
なお、歯科医師の平均年齢は年々高くなりつつあり、それは歯科クリニックに勤める歯科医も例外ではありません。2020年の平均年齢は54.3歳となっています。
参照元:【PDF】令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/20/dl/R02_kekka-2.pdf)歯科クリニックへの就職・転職の次に大きな割合を占めているのは、大学附属病院や総合病院の口腔外科での勤務です。歯科大学や歯学部を設置している大学は附属病院を持っていることが多く、1年間の臨床研修を修了後、そのまま大学院へ進学、または系列病院の医局へ入局するケースもあります。
大学付属病院では最先端の医療研究が進められており、リアルタイムに最新の知識や技術を習得できるのが魅力です。
公立病院や保健所で働く歯科医は公務員という位置づけになるため、採用選考をクリアする必要があります。公立病院の給与は民間病院よりも高く、病院側の都合で解雇されるリスクもないので、安心して働き続けることができるでしょう。
また、公立病院だけでなく、厚生労働省で働く「医系技官」や自衛隊で働く「歯科医官」になる人も。どちらも有望な就職先であるため、倍率が高いのが特徴です。
歯科大学や歯学部では、歯科医師免許を持つ職員・教員が多く在籍しています。中には、現役歯科医として活躍している人もおり、未来の歯科医を育てるためのサポートを行っているでしょう。ただし、教員公募には応募資格が設定されているため、条件を満たしていなければ職員や教員へ就職・転職はできません。
そんな時におすすめなのが、大学や研究所などの研究員になることです。研究員として数多くの経験を積めば、将来的に教員を目指すことができます。
歯科治療用器具を扱うメーカーや、医薬品・口腔ケア製品の製造・開発を行う企業で、歯科の専門知識を活かした業務に就く歯科医師も少数ながら存在します。自らのアイデアで新製品を生み出すことができるので、専門知識と技術を十分に発揮できる場といえるでしょう。
山陽小野田市にある公園通り歯科は、「人」を財産と考えるクリニックです。
この考えは患者様のみならずスタッフに対しても同様で、財産たるスタッフのために重視しているのが「教育」と「働きやすさ」。
教育環境としては、知識・経験が0であっても、スキルアップしやすいように、アプリや動画にくわえ、テキストによるマニュアルや経験豊富なインストラクターによる研修制度などを提供。
また、働きやすさについては、月5時間程度の残業や有給消化率100%といった取り組みに力を入れています。
分業体制によって、ひとりひとりが専門性の高い知識や技術を身に着けて「主役」として輝きつつ、しっかりと休みも取りながら、やりがいも実感できる場所、それが「公園通り歯科」です。