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人間関係が最悪

目次

歯科衛生士のよくある
人間関係の悩み

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どんな職業でも職場の人間関係に悩まされることは少なくありませんが、歯科衛生士のケースはどうなのでしょうか?今回20歳から49歳の歯科衛生士159人を対象に、どんな不満があるかのアンケート調査を実施したところ、24.5%が人間関係に不満があると回答していました。

※アンケート概要:2021年12月に株式会社ジャストシステムにて当サイト編集チームが独自実施。

人間関係に関する歯科衛生士のリアルな不満

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上司が資格のない人たちだから尊敬できません。互いに理解ができていません。

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パワハラがひどく、早く辞めろといった趣旨のことを言われます。

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患者様の要求がキツいなか、上司から笑顔で対応しなさいと言われて、人間関係が悪くなっています。

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当たりが強い人がいて、話すたびにかなりのストレスを感じます。

なぜ、人間関係は悪くなる?

日本歯科衛生士会が公表している「歯科衛生士の勤務実態調査報告書(令和2年3月)」によれば、人間関係の問題は大きく2つに集約されます。院長との問題が58.2%でもっとも多く、スタッフ間の人間関係に悩んでいる人も52.3%に達しています。ではなぜ、その2つが原因となるのでしょうか。

女性の多い職場で起きやすい?人間関係トラブル

精神科医の水島広子先生によれば、男性は達成感を重視する一方で、女性は関係性を重視する傾向にあるそうです。特に女性のほうが、相手に嫌われたくないという心理が強く働き、真意とは違うことを言うなど本心を隠すことが多く、互いに常に裏を読みながらコミュニケーションをとってしまうことが根底としてあるようです。

それだけ細心の注意を払って関係性をつくる女性同士。ときに、コミュニティの和を乱したり、足を引っ張ったり、場合によっては優秀で目立つ人を嫌がることもあります。

歯科衛生士のあるあるケースでは、仕事の覚えが悪いことに対して嫌みを言われたり、コミュニティをとりしきっている「お局」的な存在の人に無視されたりといったことが当てはまるでしょう。もちろん、あくまで傾向なのですべての女性や女性の多い職場に当てはまることではありませんが、思い当たる経験をしている方も多いのではないでしょうか。

院長の考えや要求とのギャップ

働きやすい職場かどうかは、院長の考え方や理念も大きく関わってきます。自分で決められる度合いや裁量が低い環境での仕事を求められる歯科衛生士さんも多いうえに、院長や歯科医師からの要求が高くなりがちです。そうなると過度なストレスがかかってきます。

また、労務環境面でも休みの融通が利かなかったり、範囲外の仕事を押し付けられ残業が発生するなどがストレスの原因。これを歯科医師が十分に認識していないこともあり、そのズレが人間関係を悪化させます。

参照元:公益社団法人日本歯科衛生士会 歯科衛生士の勤務実態調査報告書(PDF) (https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh/71/2/71_72/_pdf

人間関係に困らない環境とは?

基本的に歯科診療所は小さいコミュニティであり、さまざまな価値観の人がいるので、大なり小なり人間関係の問題は発生してきます。そのなかでも人間関係の悩みをできるだけ小さく抑えられる環境は、風通しの良い職場でしょう。

ストレスがたまることで人間関係は悪化するものです。たとえば院長やスタッフに意見を言いやすかったり、その意見をしっかり聞いて改善に動いてくれるような場所では、悩みが滞らずにストレスフリーに働けるのではないでしょうか。

院長先生の想いや理念がスタッフにも向いている

歯科医院それぞれに「カラー」がありますから、その見極めが重要です。院長の想いが患者様だけでなくスタッフにも向いているかが、働きやすさの指標になります。たとえば、面談の時間を設けてくれたり、早く帰れるように設備を整えてくれたり、コミュニケーションの場を設けるなどをしてくれる環境は、悩みが解決しやすく働きやすい職場と言えるでしょう。

人間関係が良好で働きやすい
山口県山陽小野田市「公園通り歯科」

コミュニケーションが活発で元気な挨拶が飛び交い、人間関係が良好な歯科医院があります。山口県山陽小野田市にある公園通り歯科です。公園通り歯科は地域でも大規模な歯科医院で、「チーム医療」を得意としています。

人間関係が良好で働きやすい「公園通り歯科」のヒミツ

ひとりに負担がかかりすぎないように配慮

公園通り歯科はチームワークを重視していて、チームミーティングでの情報共有や作業のフォローを迅速に行なっています。片づけにおいても、ひとりのスタッフに仕事の負担がかかりすぎないようにスタッフ全員で対応。20代の歯科衛生士がほとんどのため、同年代のコミュニケーションもとりやすい環境になっています。

残業は月5時間程度、有給消化率は100%

全員で臨機応変に対応することで実現しているのが、残業時間の少なさです。月の残業時間は5時間程度で、18時15分には帰れる環境が整います。

働きやすさとしては、有給取得のしやすさも見逃せません。1日に2人まで自由に取得が可能で、社労士と顧問契約を結んでいるため有給未消化などの心配もなくなります

初めての作業も先輩が丁寧にフォロー

公園通り歯科は「ホワイトエッセンス」に加盟していて、その施術を歯科衛生士が担当。マニュアルを完備しているので、自己流になったり、やることがわからないという事態を防げます。うまくできない部分については先輩が丁寧にフォローをしてくれますし、スキルアップに応じた手当も用意されています。

磨きたいスキルを業務内の週2時間で学べる

資格取得のための勉強時間などは、業務時間を使って行なうことができるのが特徴。週に2時間を自由に使うことができます。今の自分が磨きたいスキル、課題、資格など、レベルや状況に応じて磨くことができます。そのほか外部セミナーや定期的な勉強会などの参加も可能です。

公園通り歯科で働く、歯科衛生士の「人間関係のホンネ」

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頑張っているスタッフが評価される環境

院長もスタッフ間も仲が良いです。それぞれ自分の役割の仕事を行い、他のスタッフが困っているときや自分の手が空いた時など助けに入り仕事をまわしているので、人間関係はとても良いと思います。

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頑張っているスタッフが評価される環境

同年代のスタッフがほとんどなので派閥は一切ありません。人間関係がとても良く居心地のいい職場と感じます。仕事に関してもマニュアルと先輩からの指導があるので、不安なく学ぶことができますよ。

公園通り歯科における「人間関係の考え方」

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公園通り歯科 院長
河村 喜英

歯科衛生士の「未来」につながる環境を

「チームで成果を出す」ことを意識しておりますので、そこには自信があります。チームワークが良いひとつの理由として、面談も挙げられるかもしれません。個人面談を通して、不安や悩み、疑問に感じることなどを、気軽に相談できるようにしています。
こうした環境にしたいと思ったのは、「人こそが財産」だと考えているからです。歯科衛生士のステップアップの光明も見えるようにしていきたいと思っています。

仲間に対しても一生懸命で礼儀正しい

河村院長はスタッフのことを真面目で努力家と取材でおっしゃっていましたが、本当にそのとおりで、患者様だけでなく働く仲間に対しても常に一生懸命な姿勢や感謝を言う礼儀正しさがインタビューから伺えました。これは河村院長のご指導やサポートも大きかったのではと思います。
人間関係が良い職場とは、そのトップを務める人の「人柄」や「想い」「価値観」に大きく比例するのではないでしょうか。

このサイトの取材協力は・・・山口県の公園通り歯科

山陽小野田市にある公園通り歯科は、「人」を財産と考えるクリニックです。
この考えは患者様のみならずスタッフに対しても同様で、財産たるスタッフのために重視しているのが「教育」と「働きやすさ」
教育環境としては、知識・経験が0であっても、スキルアップしやすいように、アプリや動画にくわえ、テキストによるマニュアルや経験豊富なインストラクターによる研修制度などを提供。
また、働きやすさについては、月5時間程度の残業や有給消化率100%といった取り組みに力を入れています。
分業体制によって、ひとりひとりが専門性の高い知識や技術を身に着けて「主役」として輝きつつ、しっかりと休みも取りながら、やりがいも実感できる場所、それが「公園通り歯科」です

公園通り歯科イメージ