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休みが取れない

目次

休みの少なさに不満を抱く歯科衛生士はどれくらい?

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20歳から49歳の現役歯科衛生士の方へのアンケートの結果、「休みがとれない」ことに不満を抱いている人は26.4%でした。これは「給与が低い」につづいて2番目に多く票を集めており、人手不足により忙しさに悩んでいる人が多いことがわかります。

※アンケート概要:2021年12月に株式会社ジャストシステムにて当サイト編集チームが独自実施。

休みに関する歯科衛生士のリアルな不満

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週休2日制にしてほしいんですよね…。

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歯科衛生士の数が足りておらず、休みが取りにくいです。

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人手が足りず、業務外のこともさせられることがあります。

歯科衛生士の休みはどれくらい?

では、実際に休みはどれくらいなのでしょうか?歯科衛生士の有給休暇事情や特別休暇事情をリサーチし、以下にまとめました。

歯科衛生士の有給取得の差は?

日本歯科衛生士会が発表している「歯科衛生士の勤務実態調査報告書(平成27年3月)」によると、有給休暇の有無について、常勤で「ある」と回答した人は84.8%でした。

有給休暇日数については、常勤で「15日~21日」との回答が32.9%、「8日~14日」が22.9%、「36日以上」が7.2%、「8日未満」が7.0%となっています。

有給は「労働者が6か月間継続勤務し、全所定労働日の8割以上出勤した場合は、最低10日を付与しなければいけない」という労働基準法が定められています。

参照元:【PDF】歯科衛生士の勤務実態調査報告書(https://www.jdha.or.jp/pdf/outline/h27-dh_hokoku.pdf)

労働基準法における有給休暇の付与日数

参照元:【PDF】厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/140811-3.pdf)

なお、勤務先別で見てみると、有給休暇がある診療所が唯一70%台と他に比べて低い水準になっています。診療所によっては有給がなかったり、とりづらいという状況が浮かび上がってきます。職場環境が大きな分かれ目になってきそうです。

参照元:【PDF】歯科衛生士の勤務実態調査報告書(https://www.jdha.or.jp/pdf/outline/h27-dh_hokoku.pdf)

歯科衛生士が忙しい理由とは?

普段から忙しく、休みもとりづらくなってしまうのはなぜなのでしょう?その理由には、大きく2つが考えられます。

人手不足に陥っている

歯科衛生士数は年々増加しており、平成30年時点で120,068人に及びます。一方で歯科診療所数は68,597院で、ご存知の方もいらっしゃるでしょうがコンビニ数よりも多いのが現状です。

これだけの数の歯科医院があるため、歯科診療所が抱える歯科衛生士数も相対的に少なくなり、あるいは待遇の良い歯科医院にだけ人が集まるために人手不足という状況に陥っています。

参照元:公益社団法人日本歯科衛生士会 (https://www.jdha.or.jp/aboutdh/shugyo.html

退社時間がイレギュラーで遅くなる

担当の患者様のアポイントが遅れたり、予定外の処置で急に残業が発生したり、あるいは就業時間に診察が終わったとしても片づけや掃除、業務報告に時間がかかるなど、勤務時間が押してしまうということもあるようです。

診療時間に準じた勤務時間となりますが、診療前の開院準備や診療後の後片付けなど診療以外にも業務があり、拘束時間が長くなる傾向にあります。

休みをとりやすい職場環境とは?

休みがとりづらいメカニズムとしては、人手不足がまず挙げられます。人が定着しないことで作業が属人化し、休むと仕事が回らないため休めないといった悪循環に陥ります。

人材が揃っていることももちろん大事ですが、属人化しないマニュアルであったり、サポート体制が整っていることが、働きやすく休みもとりやすい環境と言えるでしょう。

労務環境や教育体制が整う職場が有給もとりやすい

有給がとりやすいという環境とは、患者様だけではなくスタッフの働きやすさも考えられた職場でしょう。働きやすさとは、労働時間がしっかり8時間で収まっていたり、マニュアルや資格取得のフォローなどが充実していること。そうした環境では人が定着しているほか、スタッフのサポート体制が整っているので、有給自体もとりやすくなります。
働きやすい環境が整えているのが、山口県山陽小野田市にある公園通り歯科です。労務環境にも徹底的にこだわった公園通り歯科を取材しています。

労務環境が整備された
山口県山陽小野田市「公園通り歯科」

公園通り歯科は地域でも大規模な歯科医院。残業は月5時間程度で、基本的に18時15分には帰れる体制を整えています。

労務環境が整備された「公園通り歯科」のヒミツ

有給消化率は100%で、残業も月5時間程度

公園通り歯科のスタッフの有給消化率はなんと100%。残業も月間5時間程度で、休日出勤もありません。

有給は一日に2人まで自由に取得が可能。社労士と顧問契約を結んでいるため、有給の残日数や期限をしっかり管理・共有もしてくれます。こうした働きやすさも公園通り歯科の特徴です。

設備を整えることで作業を効率化

忙しいはずの歯科衛生士が、なぜこんなに早く帰れてお休みもしっかり取れるのでしょう?

実現できる理由は、自動洗浄機器のミーレなどの導入により効率的に作業を行う体制が整っているからです。これらの機器は、効率化だけでなく患者様やスタッフの院内感染リスクも抑えることができます。

働くスタッフの安全を考慮した設備が整っていることに加え、予約状況に合わせて日々のアポイントも調整。スタッフが場面や状況に応じて臨機応変に対応していることも、仕事がサクッと終わる理由です。

スキルアップの勉強は業務時間内で

さらに公園通り歯科では、資格取得のための勉強時間などは業務時間を使って行なうことができるのが特徴。週2時間を自由に使うことができます。今の自分が磨きたいスキル、課題、資格など、レベルや状況に応じて磨くことができます。そのほか外部セミナーや定期的な勉強会などの参加も可能です。

徹底したマニュアルや先輩からのバックアップがある

公園通り歯科では業務に関するマニュアルを完備しています。自己流になることもなく、覚える内容がわからないという心配もありません。また、うまくできない部分については先輩が丁寧にフォローをしてくれるので、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

磨きたいスキルを業務内の週2時間で学べる

資格取得のための勉強時間などは、業務時間を使って行なうことができるのが特徴。週2時間を自由に使うことができます。今の自分が磨きたいスキル、課題、資格など、レベルや状況に応じて磨くことができます。そのほか外部セミナーや定期的な勉強会などの参加も可能です。

公園通り歯科で働く、歯科衛生士の「労務環境のホンネ」

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1日2人まで有給がとれるのでとりづらさはありません

休みが少なかったり、とりづらいと感じたことはありません。1日二人まで有給が取れるので取りやすいです。

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代休もいただける環境

前職は労働時間が長く、有給が取りづらかったのですが、公園通り歯科ではしっかりと代休をいただけるので助かります。

公園通り歯科における「労務環境の考え方」

院長イメージ
公園通り歯科 院長
河村 喜英

働くスタッフにとっても居心地の良い場所でありたい

当院では社労士と顧問契約を結んでいて、毎月の残り有給日数を表に出してくれるのでそれを配っています。なので有給消化率は100%です。有給が切れるタイミングについてもしっかり伝えています。患者様だけでなく働くスタッフにとっても居心地の良い職場でありたい。気軽に相談できる場として、個人面談も実施しています。不安や悩み、疑問に感じることなど、なんでも言っていただいて構いません。常に風通しの良い職場を心掛けています。

公園通り歯科の公式HPで
求人情報を見る

働きやすく、休みもとりやすい申し分ない職場

歯科衛生士の方にインタビューしてみると、有給がとりづらいという声は上がらず、基本的に希望日に有給がとれるようでした。その休みの機会を使って趣味に興じたり、リフレッシュの時間に充てているようで、話すスタッフのみなさんが笑顔だったのが印象的です。仕事を充実させるためにも、ワークライフバランスは欠かせません。働きやすく、休みもとりやすいバランスのとれた環境、それが公園通り歯科です。

このサイトの取材協力は・・・山口県の公園通り歯科

山陽小野田市にある公園通り歯科は、「人」を財産と考えるクリニックです。
この考えは患者様のみならずスタッフに対しても同様で、財産たるスタッフのために重視しているのが「教育」と「働きやすさ」
教育環境としては、知識・経験が0であっても、スキルアップしやすいように、アプリや動画にくわえ、テキストによるマニュアルや経験豊富なインストラクターによる研修制度などを提供。
また、働きやすさについては、月5時間程度の残業や有給消化率100%といった取り組みに力を入れています。
分業体制によって、ひとりひとりが専門性の高い知識や技術を身に着けて「主役」として輝きつつ、しっかりと休みも取りながら、やりがいも実感できる場所、それが「公園通り歯科」です

公園通り歯科イメージ