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残業時間が長い

目次

残業の多さに不満を抱く歯科医はどれくらい?

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残業が多いことに悩んでいる歯科医はどれくらいいるのでしょうか。今回、20歳から49歳の現役歯科医にアンケートをとってみました。

「残業が多い」ことに不満を抱えているのは、8.9%。決して多い数字ではありませんが、「休みが取れない」という不満と合わせると35%を超えます。

労務面における働きやすさでいうと不満を抱えている人は少なくないことがわかります。

※アンケート概要:2021年12月に株式会社ジャストシステムにて当サイト編集チームが独自実施。

残業に関する歯科医のリアルな不満

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終了時間が遅くなりがちです。

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有給休暇がありません。

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休みが少なく、体力がもちません。

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プライベートな時間が少なくなっています。

実際に歯科医師の勤務時間はどの程度?

歯科医師は、どれぐらいの勤務時間で働いている人が多いのでしょうか?新歯科医療提供検討委員会による「歯科医師等の働き方改革に関する答申書」(令和2年3月)で挙げられているデータを見てみました。

【歯科診療所勤務-歯科医師の週平均勤務時間】の調査結果を見ると、歯科診療所に勤務する医師の週平均勤務時間は41.2時間。週60時間以上の勤務時間を強いられている人は男性で5.4% 女性で2.8%でした。

被用者10人未満の歯科診療所は、労働基準法の定めで法定労働時間の上限が週44時間と設定されていることを考えると、妥当な勤務時間になっているようです。

冒頭で提示した残業の不満に関するアンケートで「残業の多さ」に不満を感じる人が少なかったのは、そういった背景もあるのでしょう。

参照元:歯科医師等の働き方改革に関する答申書(PDF)(https://www.jads.jp/activity/files/hatarakikatakaitakutoushin.pdf
参照元:歯科医師の勤務実態等の調査研究 結果概要(PDF)(https://www.mhlw.go.jp/content/10804000/000542694.pdf

「休みが少ない」と感じる歯科医が多いのはなぜ?

歯科勤務医において残業がそこまで多くないことはデータからもわかってきましたが、一方で休みが少ないと感じる人が多かったのは事実です。それはなぜでしょうか?

休みの日に学会が入ることがある

水曜日や土曜日の午後と日曜日を休診日としているクリニックは多いですが、水曜日の午後や土曜日に歯科の勉強会や会合が行なわれることがしばしばあります。

そのため、休みが日曜日だけになってしまうこともあるようです。

残業が少なく、休みもとりやすい環境とは?

歯科医の残業は少なくなってきた背景として、歯科医院の生き残りが厳しくなってきたこともあるでしょう。いまやコンビニよりも歯科医院数のほうが多くなり、スタッフと患者様の確保に課題を抱えている院が増えているからです。スタッフが働きやすい勤務環境を用意し、良いスタッフを確保したいという想いが強くなっています。

スタッフの働きやすさを考えて、制度や設備への投資を行なっているクリニックがおすすめでしょう。

院長の方針をしっかり見極める

その歯科医院の院長が、どういう方針を掲げているのかをチェックしましょう。たとえば、残業時間を減らすための設備や工夫をこらしていたり、有給を自由にとりやすかったり、休日出勤の際に代休を出してくれるといった職場であれば、そうした不満やストレスが減っていくはずです。残業が少なく、休みもしっかりとれる「働きやすさ」が充実する環境が、山口県山陽小野田市にあります。スタッフの働きやすさを重んじ、労務環境を徹底的に整えている公園通り歯科です。

労務環境が整う環境
山口県山陽小野田市「公園通り歯科」

公園通り歯科はユニット7台、歯科衛生士7名の地域でも大規模な歯科医院です。残業は月5時間程度で有給もとりやすいという働きやすさにフォーカスをあてていきます。

労務環境が整う「公園通り歯科」のヒミツ

残業は月5時間程度、有給取得率は100%

公園歯科通りの残業は、月5時間程度となっています。これは器具を自動で洗うミーレなど設備が整っていることに加え、予約数や状況におうじてアポを調整していることが挙げられます。定時以降の残業代は1分単位で計算もしてくれます。

有給は一日に2人まで自由に取得が可能。社労士と顧問契約を結び有給消化数や残りをしっかりリマインドするため安心です。

セミナー参加の代休もとれる

研修期間中は、形成やCR充填、ギシ新製、プランニングなどの行程で、河村院長がチェック、指導、フォローを行なってくれますし、オールセラミックスや矯正の講義も実施。

模型や抜去歯牙を使ったシミュレーション実習も自由に行なえ、外部セミナーや定期的な勉強会などの参加も可能です。参加した際には代休もとれます。

マニュアル、自主学習の時間が完備

スタッフを第一に考える要素は、スキルアップの側面にも当てはまります。公園通り歯科では業務に関するマニュアルを完備。自己流になったり、やることがわからないということがなくなるでしょう。

スキルアップや資格取得のための勉強時間は、業務時間を使って行なうことができるのが特徴です。週2時間確保できるのでそれを自由に使い、磨きたいスキルや、苦手克服などの時間に充てられます。

公園通り歯科で働く、歯科医の残業の「ホンネ」

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ほぼ終業時刻どおりに終了しています

残業はほとんどありません。サービス残業等は一切なく、ほぼ終業時刻通りに終了しています。私は非常勤なので都合上勤務の予定が急変することが多く、大変ご迷惑をおかけしているのですが、丁寧に対応していただいております。

公園通り歯科における「残業や休みの考え方」

院長イメージ
公園通り歯科 院長
河村 喜英

人が財産であり、大切にすべき働きやすさ

私は人が財産だと思っていて、働きやすさを大切にしています。そのためになるべく残業が発生しないようにしたり、有給をしっかり確保したり、経験に応じて手当を支給するなど、行なっています。基本は18:15には帰れますし、18時半だと「今日は遅かったね」とみんなで話しているくらい。
風通しの良い職場づくりも心掛けていて、定期的な面談も行なっています。

公園通り歯科の公式HPで
求人情報を見る

多くが整備された環境はそうそうない

労務環境を整えた環境は増えてきていますが、有給や残業、研修、設備などあらゆる領域で配慮された環境は、そうそうないのではないでしょうか。これもすべては河村院長の「人は財産である」という想いの証。そんな河村院長の「スタッフ評」は、ポジティブで褒めてくれるそうです。自己肯定感もどんどん上がっていきそうですね。

このサイトの取材協力は・・・山口県の公園通り歯科

山陽小野田市にある公園通り歯科は、「人」を財産と考えるクリニックです。
この考えは患者様のみならずスタッフに対しても同様で、財産たるスタッフのために重視しているのが「教育」と「働きやすさ」
教育環境としては、知識・経験が0であっても、スキルアップしやすいように、アプリや動画にくわえ、テキストによるマニュアルや経験豊富なインストラクターによる研修制度などを提供。
また、働きやすさについては、月5時間程度の残業や有給消化率100%といった取り組みに力を入れています。
分業体制によって、ひとりひとりが専門性の高い知識や技術を身に着けて「主役」として輝きつつ、しっかりと休みも取りながら、やりがいも実感できる場所、それが「公園通り歯科」です

公園通り歯科イメージ